トップ / トピックス / 週刊誌問題

トピックス

週刊誌問題

上杉隆氏の嘘 動かぬ証拠

  • -

自称ジャーナリスト上杉隆氏の週刊文春2月26日号掲載の捏造記事により安倍晋三議員の名誉が傷つけられ、上杉氏に抗議した件については当HPでお伝えいたしました。

3月2日に上杉氏ではなく「週刊文春編集部」より回答書がきました。この回答書を読み、驚きあきれてしまいました。なんと、回答書の末尾にこう記されております。

『なお、当回答は、未公表の著作物ですので、
そのままHPで引用、公開されることはお控えください。』

週刊誌という媒体を使い大々的に安倍議員を誹謗中傷しておきながら抗議されると「それは密室でやりましょう」というのは虫が良すぎるのではないでしょうか。よほど後ろめたいのか、恥ずかしいのでしょう。

週刊文春の記事によると「安倍議員の地元後援会活動の中心は安倍議員ではなく、安倍洋子である」との趣旨の馬鹿げた捏造記事を上杉氏が書いています。

そして「『お腹が痛い』と政権を投げ出した安倍元総理でも母洋子が守る地盤は微動だにしなかった。政治家にとって不可欠な『選挙の洗礼』を実質的に回避していることが二世議員のひ弱さの原点なのだっ!」とまで下劣な表現で書いていますが、その根拠として次のような出来事を事実として挙げています。

  1. 安倍夫妻のほかに母・洋子の姿も見える。いや正確に記したほうがいいかもしれない。安倍母子がステージの中央に並び、妻の昭恵は隅に立っている。
  2. 母がマイクを握る。圧倒的な拍手。まるで洋子のために後援会が存在するかのようなワンシーンだった。
  3. 安倍の最初の選挙において母洋子自らが陣頭指揮を執って、大選挙キャンペーンを展開した。
    そして他の候補と比べ著しく金をかけているとのイメージを振りまくため、次ぎのようなことを事実として挙げています。
  4. 二千人以上収容可能な事務所を設営した。
  5. 安倍派秘書を山口に送り込んでローラー作戦を実施した。

( 1. 下線は当事務所)
※当時は安倍派ではなく、三塚派です。捏造だけでなく事実関係も間違えるおそまつさ。

???を事実としてそれを前提に安倍議員を誹謗中傷していますが、その全てが嘘であり、でっち上げです。

【写真3枚】

?については安倍夫妻がステージ中央に立っており、洋子氏は市議会議員、県議会議員の遙か端、ステージに向かって右端隅に立っています。また全てに登壇しているわけでなく、乾杯の時と万歳三唱の時のみ登壇しています。写真をご閲覧ください。

?洋子氏がマイクを握って話した事実は全くありません。その場に居合わせた東京からの同行記者(朝日新聞社、毎日新聞社、読売新聞社、東京新聞社、共同通信社、時事通信社、北海道新聞社、NHK、日本テレビ、東京放送、フジテレビ、テレビ朝日、テレビ東京)
全員が「そんな事実は無い」と証言しています。TV局記者の中には当日撮ったVTRを見て確認をして答える記者もいました。当時2000人以上の人達がその場に居ました。その場にいた人達すべてが目撃者であり、証人です。もし当方の主張が違うのであれば、誰か一人でも反証する人を見つければ良いのです。しかし、それは出来ないでしょう。なぜなら上杉氏のあげた事実はでっちあげだからです。

? については安倍議員がいかにも「母親に頼っている」とのイメージを作るための??と同じ創作です。
安倍洋子氏が事務所や後援会に指示を出した事は全くありません。
候補者の母親がそんな事をすれば後援会は機能せず、選挙戦は失敗します。安倍議員は当該選挙でトップ当選し最近の3回の選挙の平均得票率は全国一です。
また上杉氏は「母洋子が守る地盤」と書いているが、洋子氏は東京に住んでおり、ほとんど地元山口県には帰りません。昨年行われた200回近くの安倍議員のミニ集会には、もちろん1回も出ていません。最初の選挙以来この姿勢は一貫しています。上杉氏の記事はろくな取材もせず、まず結論ありきのでっち上げです。

?については、全国で2000人も収容できる事務所を作った人がいるでしょうか(もしあるのならば、後学の為に見てみたいものです)

?は、当時は中選挙区時代で山口1区には三塚派から安倍議員以外に河村建夫氏が立候補しており、「一方の議員のためだけにローラー作戦を行わない」という事は、選挙に関する知識が少しでもあればわかることです。もちろん実際にローラー作戦が行われたという事実はありません。週刊文春側の今回の回答に対する反論は公開質問状をお読み下さい。

??に就いては上杉氏側は全く証拠や証言を示せず、?は腰砕け、??は回答すら出来ていません。そんなことだから回答書が公開されては「困る」というよりも「恥ずかしい」のでしょう。
上杉氏の記事を捏造し、読者に事実と思い込ませる手法は詐欺師の手口にも等しいとの非難を浴びても仕方ないでしょう。

上杉氏の安倍議員に対する記事、テレビでのコメントは事実と異なる事が多く、その大多数が誹謗中傷に満ちたものでした。今まではいちいち指摘してもキリがないと我慢してきましたが、上杉氏の安倍議員に対する記事、コメントはストーカー的にエスカレートしており、また今回の記事で、その記事を事実と信じた人達から議員自身や事務所等への嫌がらせも発生しています。

その中には80歳を越えて昨年癌手術を終えた洋子氏への批判も含まれており、看過できないと判断しました。

上杉氏は安倍議員以外の国会議員、さらにはマスコミ関係者に対しても事実無根の誹謗中傷を重ねてします。上杉氏は署名で記事を書いた以上、文春という大マスコミの影に隠れず、堂々と対応して下さい。

安倍晋三事務所

上杉隆氏 公開質問状に対する回答期限守らず

安倍晋三事務所は3月5日、上杉隆氏に対して公開質問状を送付し、3月9日正午までに回答するよう要求しましたが、週刊文春編集部から9日夜「公開質問状にてご指摘のあった部分について現在、厳密に精査しております」という理由で、回答期限の猶予を求める旨の連絡がありました。

回答期限が守られなかったことは、極めて遺憾です。当事務所は上杉氏に対して、改めて3月13日正午までに回答するよう要求しました。

安倍晋三事務所

上杉 隆氏に誠実な対応を求める

上杉隆氏側から13日、当方の公開質問状に対する回答延期のお願い、要請がありました。今回の件については見解の相違は起こり得ません。なぜなら事実の確認だからです。上杉氏が現場に居たと言い、「より正確に記したほうがいいかもしれない」と記述しました。さらに上杉氏側からの1回目の回答で「安倍洋子氏の声がマイクを通じて流れたのは紛れもない事実」と断言しています。
ここまで主張する以上、確固たる証拠、自信がなければ書くことはできないはずです。回答するのは簡単なことではありませんか。

もしかしたら当方が証拠となる写真を示し、さらに安倍晋三議員に批判的は新聞社を含め、東京から同行してきた記者全員が上杉氏の記事を否定するとは思っていなかったのかもしれません。また当時のビデオテープも残っており、上杉氏の記事がでっちあげの捏造であったことは明らかです。
当方がそうした証拠を示したことに、上杉氏が動揺しているとしか考えられません。真実はひとつであり、すでに明らかになっています。上杉氏は直に回答すべきです。

上杉氏は自身のブログでふざけた対応をしていますが、当方が指摘している事実関係にこそ対応すべきでしょう。上杉氏自身も「自称ジャーナリスト」と認めているようですが、自称とはいえジャーナリストを名乗る以上、誠実にお答え下さい。

3月13日 安倍晋三事務所

<週刊文春側からの3月16日の連絡内容>
2月25日付けの「通知書」より3月13日付けの「公開質問状(回答の督促ほか)」に至る案件につきましては、顧問弁護士に委任いたしますので、ご連絡申しあげます。
なお、弁護士より今週中を目処に出すとのことですので、併せてお伝えいたします。
以上

上杉隆氏の恥知らずな対応

上杉隆氏の安倍晋三議員に関する記事が,ウソと捏造によって作られた「でっちあげ記事」であることが明らかになりました。証拠を示した当方の公開質問状に答えられず、回答延期のお願い要請がありましたが、本日さらに延期の要請が来ました。すでに当方が要求した回答指定日から17日が経過しています。

取材する時には1日?2日の回答期限を設け、対応できなければ厳しく批判するマスコミとは到底思えない対応ですが、上杉氏は文春の影に隠れ、今度はなんと弁護士の影に隠れました。当方は上杉氏に対し、法的措置を取ると述べたことはありません。どうして弁護士が出てくるのでしょうか。公開質問状を出しているのですからご自身で答えるのがジャーナリストとしての責任ではないでしょうか。「より正確に記したほうがいいかもしれない」 と書き、「紛れもない事実」とまで断定されているのですから。(今さら「ウソつきました」とは言いにくいかも知れませんが。)

「でっちあげ記事」 で読者を騙すのは、まるで詐欺師の手口と言われてもしょうがないでしょう。だから弁護士に頼んだのでしょうか。

もう一度言います。ジャーナリストとしての自覚があるのであれば、署名記事を書いた以上ご本人がお答えください。さもなくば、もう「ジャーナリスト」 を「自称」 すらできなくなでしょう。

安倍晋三事務所

『上杉隆さん!答えて下さい』

週刊文春2月26日号でデッチ上げの捏造記事を署名入りで書いた上杉隆氏側から回答が来ました。今回の回答も、またもや公開しないように、との条件付きです。あきれ果てました。
週刊誌で大々的に誹謗中傷しておきながら、その事実をただすと、国民の目の届かないところで、こっそりやりたいと要求するとは。

上杉氏は公開質問状に対して、当初は週刊文春編集部の影に隠れ、今度は文春の顧問弁護士に任せるという卑劣な手段に出ました。私達が公開質問状を出している以上、仮に当方の指摘が間違っていれば、私達が国民の皆様の前で大恥をかくことになります。

しかし、議員事務所とマスコミとのやり取りはオープンにすべきという安倍晋三議員の考えに基づき、あえて公開質問状の形式を取りました。

結局、今回の弁護士からの回答でも何も答えていません。上杉氏側からの要請で全文掲載できないのが残念ですが、さすがに公開されたら恥ずかしいだろうと誰もが思うお粗末な内容です。

上杉氏は「いや正確に記したほうがいいかもしれない」とまで書いて母・洋子氏がステージ中央に立ち、マイクを握る!そして圧倒的な拍手、と記し、総理大臣まで務めた人間が母親頼りという中傷記事をデッチ上げました。

私達はこれまでこの記事が捏造であることを示す証拠写真を公開しており、洋子氏が壇上の中央どころか、はるか右端に立っていたことは明らかです。また当日東京から同行取材していた新聞、テレビ局12人の記者の証言内容、さらにビデオの存在も提示しました。その結果、洋子氏がマイクに触れてすらいないことも証明されました。

今回の回答は「上杉氏が取材した体験に基づく」とした上で、「安倍洋子氏が登壇されたことは認められている」という反論にもならない内容です。ポイントは?壇上の中央に立ち?マイクを握り、圧倒的な拍手――であり、主役の様に振舞っていたということです。??に答えず、登壇していただけでは話になりません。圧倒的な拍手はどこへ行ってしまったのか。

上杉氏さん、『いや正確に記したほうがいいかもしれない』と自信満々に書いたのですから、本人が堂々と答えたらどうですか。もう「ウソ」「捏造」は明らかです。『いや正確に・・・』とまで書いて捏造したのですから恥ずかしいでしょうが、勇気を出して「ウソ」を認めたらどうですか。

「週刊文春」編集部の皆さんは上杉氏の言うことを信じ「安倍洋子氏の声がマイクを通じて会場に流れたのは紛れもない事実であり」とまで書いて回答してしまい、その後、私達が写真を示したこと、ビデオを確認した上での反証を行ったことに大慌てだったと思いますが、上杉氏に騙されたということでは被害者でしょう。

上杉隆氏のデタラメさがはっきりし、これは大変と弁護士に依頼されたのだと思いますが、私達が望むのは上杉氏に訂正、謝罪して頂くことです。真実を認めて下さい。

上杉氏の虚偽の捏造記事はこれまでにも前例があります。

上杉氏は、かつてある週刊誌に平沢勝栄衆議院議員がパチンコ業者から巨額の違法献金を受けたという記事を書きました。これも上杉氏の署名記事でした。平沢議員は事実無根の捏造記事であると告訴し、2006年に最高裁が平沢議員の主張を認め、上杉氏の捏造が明らかになりました。

恐らくその週刊誌の編集部は上杉氏の署名記事を掲載したことを反省、後悔していることでしょう。

今回の捏造記事で安倍議員の名誉が毀損され、80歳を超える母・洋子氏も大きく傷つけられました。捏造記事がいかに人を傷つけるか、そしてそのウソが暴かれることを上杉氏は学ばなかったのでしょう。

私達はこれまでの経緯を国民の前に明らかにしてきました。当事務所には「上杉氏はジャーナリストとして自覚に欠けている」「上杉氏が政治家に対して、しばしば持ち出す説明責任を自身は果たさず、逃げ回っていることは恥ずかしい、と考えないのでしょうか」「上杉氏側はそもそも回答の公表に同意しないと言っていますが、マスコミは国民の知る権利に応えるのが使命のはずです。当然のことながらその前提事は事実、真実を国民に知らせることでしょう。常日頃、国民の知る権利に応えると言いながら、自分たちの都合の悪いことについては回答の公表を差し控えて欲しいという要求は、余りにも虫が良すぎます」といった声が寄せられています。

当事務所は3月27日に改めて公開質問状を送付しました。上杉氏が真摯に対応することを強く求めます。

安倍晋三事務所

< 追記 >

私達は上杉氏が記事の中で「二千人以上収容可能な事務所を設営」という記述に対して、国会議員がそんな大きな事務所を構えていることなど有り得ない、存在するなら教えて欲しいと指摘しました。少しでも選挙戦を知っているのなら、こんな馬鹿げた選挙事務所が存在しないことは分かるはずです。

上杉氏は「二千人以上収容可能な巨大選対事務所を設営し、父の後援会名簿を再チェックし、安倍派秘書を山口に送り込んでローラー作戦を実施したのだ」と書いています。

この点について今回の回答で「読売新聞1993年7月11日号」から引用したと説明しています。記事の中で「読売新聞から引用」という表示はありません。ジャーナリストが新聞紙上や書籍から事実関係を引用したのであれば、「00から引用」という断り書きを入れるのが常識であり、責務なのです。なぜなら記事の盗用になるからです。

さらに上杉氏は引用したと言いながら読売新聞に掲載された記事内容を確認しなかったばかりか、自分勝手に修正しているのです。この読売新聞の記事は「二千人以上を庭に集めることができる巨大事務所を設営、名簿の再チェック、ローラー作戦を展開」という記述です。

実はこの記事自体、誤りがあります。選挙戦の実態を理解していれば分かるはずです。庭があるような選挙事務所を設けることは考えられません。大勢の支持者が集まるためには、庭があれば邪魔になるからです。

実際、事務所の前は駐車場とそれに続く歩道がありました。上杉氏は「庭」(前述したように事実とは違うが)を削り、あたかも二千人収容可能な巨大事務所を設営したというウソを読者に信じ込ませようとしているのです。その上「名簿」だけなのに「父の後援会」と書き加え、「安倍派秘書を山口に送り込んで、ローラー作戦」となっています。読売新聞を引用したと説明しながら、こうした手口で「ウソ」に「ウソ」を重ね、記事をデッチあげているのです。

そもそも上杉氏の記事は安倍議員の初当選は小選挙区となっています。安倍議員が初当選は1993年7月であり、最後の中選挙区制です。小選挙区比例代表並立制は96年総選挙からです。上杉氏はこのような基本的な政治常識さえ持ち合わせていないことになります。以前にも当ホームページで指摘しましたが、93年には父・晋太郎氏はすでに死去しており、安倍派ではなく、三塚派に替わっています。基本的知識の無さに唖然とします。ですから「安倍派の秘書が安倍議員のためにローラー作戦を行った」とウソを書いてしまうのでしょう。中選挙区の山口一区では同じ派閥から河村建夫議員が出馬しており、三塚派の秘書が安倍議員のためにローラー作戦を行わないということは、政治の世界を取材した人間は知っている政界の常識であり、三塚派の秘書が安倍議員のためにローラー作戦を展開した事実はありません。

安倍晋三事務所

関連資料

ご意見・ご感想の募集

ご意見・ご感想をお待ちしております。
衆議院議員第一議員会館 安倍晋三事務所

ご意見・ご感想を送る

このページのトップへ