NCネットワークという会社があります。
中小零細の製造業経営者にネットを通して、情報や宣伝、情報交換の場を提供する会社です。
数年前にそのネットワークに集う若い経営者達と話す機会を持ったのですが、利益の小さい製造業にとって厳しい環境が続く中にあっても、モノ作りに懸ける情熱を失わない彼等の姿勢に強く胸を打たれました。

東日本大震災後、被災した中小モノ作り企業を支援する為、彼等は必要な物資の輸送、機械の融通など、いち早く支援に立ち上がりました。 昨日、彼等とともに石巻の被災企業を訪問しました。



皆さん自身のお宅が被災し、工場が津波に破壊されながらも、なんとか雇用を守らねばと生産再開へ向けて頑張っていました。

一番の問題は運転資金です。
復興のためには働く場が必要であり、成長のエンジンを守らなければなりません。

本日、第一次補正予算が衆院を通過しましたが、更なる支援策を作る必要があります。

被災企業の方々からお話を伺った後、塩竃市、多賀城市、そして七ヶ浜町の避難所を訪問し要望を聞いてきました。
避難所の皆さんは、とにかく早く仮設住宅をとの事でした。
一次補正は５月２日に参議院で成立します。
予算案は不充分な点も多く、まだまだ不満もありますが、とにかく復興の為と自民党も賛成しました。
仮設住宅の予算も盛り込まれていますが、スビーディな執行の為、政府は真の政治主導を発揮してもらいたいと思います。