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発言語録

闘う保守政治家 安倍晋三語録

政治信条

  • 最終変更日時 2009年06月12日

今こそ「戦後レジーム」を原点にさかのぼって大胆に見直すべき

私は、日本を、21世紀の国際社会において新たな模範となる国にしたい、と考えます。

そのためには、終戦後の焼け跡から出発して、先輩方が築き上げてきた、輝かしい戦後の日本の成功モデルに安住してはなりません。憲法を頂点とした、行政システム、教育、経済、雇用、国と地方の関係、外交・安全保障などの基本的枠組みの多くが、21世紀の時代の大きな変化についていけなくなっていることは、もはや明らかです。我々が直面している様々な変化は、私が生まれ育った時代、すなわち、テレビ、冷蔵庫、洗濯機が三種の神器ともてはやされていた時代にはおよそ想像もつかなかったものばかりです。

今こそ、これらの戦後レジームを、原点にさかのぼって大胆に見直し、新たな船出をすべきときが来ています。「美しい国、日本」の実現に向けて、次の50年、100年の時代の荒波に耐えうる新たな国家像を描いていくことこそが私の使命であります。

平成19年1月26日・衆参両院本会議での施政方針演説

「出来難き事を好んで之を勤るの心」

1月26日、国会開会にあたり、施政方針演説に立ちました。(中略)演説は、限られた時間の中で、政府の方針や政策を正確に、簡潔にまとめなければなりません。刻一刻と変わる経済社会情勢の中で、何に重点を置き、どのような表現とすべきか、何度も推敲を繰り返して書き上げました。

「出来難(いできがた)き事を好んで之を勤(つとむ)るの心」

演説の結びに引用した福沢諭吉の言葉です。

福沢諭吉は、「自分は、士族の子として、士族一般に昔から伝わってきた教育を受け、気風を身に備えた。難しいことにこそ好んで取り組んでいく、それが士(さむらい)の気風である。西洋の学術を勉強したのは、それが困難な分野だったからであり、もっと困難な分野に出会っていたら、それに挑戦したかもしれない。」と述べています。

明治維新という困難な事業に立ち向かい、近代日本をつくりあげた精神に「美しい国創り」を目指す私の今の心境を重ね合わせました。

「安倍内閣メールマガジン」第十五号〈平成19年2月1日〉

「自らかえりみてなおくんば、一千万人といえどもわれゆかん」

私は、更に構造改革を進めたいと、こう思うわけでありますが、それは、言わば負の遺産、資産を何とかする、立ち向かうためということから、いよいよ新しい未来を切り開いていくために改革を前進をさせていかなければならないと、このように決意をいたしておる次第でございます。私どもが進んでいる道は間違いのない道でございます。(中略)

村田清風もまた吉田松陰も孟子の言葉をよく引用されたわけでありますが、自らかえりみてなおくんば、一千万人といえどもわれゆかんと、この自分がやっていることは間違いないだろうかと、このように何回も自省しながら、間違いないという確信を得たら、これはもう断固として信念を持って前に進んでいく、そのことが今こそ私は求められているのではないかと、このように考えております。

平成19年2月5日・参院予算委員会

私は、漢方薬のようにじわじわと

私は小泉総理とはスタイルが大分違うわけでありまして、小泉総理はやや副作用も伴うかもしれない劇薬も含むお薬ではないかと、私は、漢方薬のようにじわじわと効いていって、気が付いたらやはりかなり成果が出ているというラインでいきたいと、こう考えているところでございます。

平成19年3月9日・参院予算委員会

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